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2014/07/30
「福女生に聞く、わたしの研究ライフ☆」vol.4
さて、「福女生に聞く、わたしの研究ライフ☆」も第4回目となりました。今回は栄養健康科学専攻修士課程1年の方です。
ぜひ読んでみてくださいね!
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第4回目は濱田俊先生の生体制御学研究室で研究されている、安樂菜月(あんらくなつき)さんにインタビューをしました。
ではさっそくインタビューをご紹介します!
???????????????????????????????????????????????????????????????????インタビュー日時:平成26年6月2日
??????????????????????????????????????????????? ?????????????? ??? メインインタビュアー?文章起こし:女性研究者支援室員 栗田(クリリン)
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?研究について
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支援室員 クリリン
:生体制御学って難しそうですね!
?院生生活で壁にぶつかったことはありますか?
安樂さん
:環境学科の3つの研究室と濱田研でゼミを毎年していて、パワーポイントで自分の研究計画をプレゼンするのですが、自分のこれからする実験の必要性などをわかりやすく伝えるのがとても難しいです。
しばっちゃん
:自分でもまだ結果が出てないことですもんね。
安樂さん
:発表の練習を濱田先生に厳しく指導してもらっています。
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クリリン
:今後どんなふうに研究を進めていきたいですか?
安樂さん
:難しい実験ですが、なにかしらの結果を出したいと思っています。
クリリン
:研究をしていて結果だけでなく、自分にとってプラスになることはありますか?
安樂さん
:要領よく作業を進めるスキルを身につけられるところです。自分ができているかどうかわからないのですが、ノートをきちんと記入して効率よく作業を確実にすることは、ひとつひとつ大切だと思っています。
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クリリン
:今後の進路に関してはどう進もうと考えていますか?
安樂さん
:病院の管理栄養士になりたいと思っています。福岡女子大学の修士課程では臨床栄養師の資格を取得することができる講座が開講されていて、1年の秋から研修が始まります。
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クリリン
:臨床栄養師って管理栄養士とはどう違うのですか?
安樂さん
:臨床栄養師とは、人間栄養学に基づいた臨床栄養の知識?技術を身につけた人で、より専門的な栄養士です。管理栄養士の資格を取得している人が受けることができる資格なのですが、働いていると、働きながら講座を受講したり、研修に出たりしないといけないので、大学院生のうちに資格を取得したいと思っています。
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?大学?大学院について
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クリリン
:福岡女子大学を選んだ理由は何ですか?
安樂さん
:高校生の時、化学が好きだったのですが化学を極めるというよりは日常生活の役に立たせたいと思いました。食べることが好きなことや管理栄養士の存在を知ったことから、管理栄養士になりたいと思うようになりました。
出身地の鹿児島にはそのような公立大学がなかったので、この大学を選びました。
大学院を選んだ理由は、臨床栄養師の資格を取得できる講座が開講されていることが魅力的だったからです。
クリリン
:以前から大学院への進学を考えていたのですか?
安樂さん
:学部生のときに就職活動で合同説明会に参加をした際、今まで勉強してきたのは何のためだろうか、自分が勉強してきた栄養の仕事に進むためにこの大学に来たのだと改めて思いました。
そして学部3年生の後期に、小学校と保健所と病院へ2週間ずつ実習をした中で病院での栄養士の仕事に感銘を受け、病院の中でも栄養士の役割や栄養士に求められていることが高くなってきているので、より専門性を高めるため、大学院に進んで臨床栄養師の資格を取りたいと思うようになりました。
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クリリン
:病院での実習はどのようなことをしたのですか?
安樂さん
:現場で調理をしたり、課題で1日の献立を考えて添削してもらったり、実際に患者様に栄養指導を行ったりしました。栄養サポートチーム(医師?看護師?栄養士など)と、特に栄養の管理が必要な患者様を一緒に診て回ったりもしました。
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クリリン
:実習がきっかけとなって、より学びたいと思うようになったのですね!
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クリリン
:大学院に進むことを決めたとき、ご家族から言われた言葉はありますか?
安樂さん
:もともとやりたいことをさせてくれる家庭だったので、大学院に進みたいといった時も、ちゃんと極めて頑張りなさいといってくれました。
クリリン
:やりたいことが伝わって理解してくださったのですね。
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クリリン
:この大学の魅力は何だと感じていますか?
安樂さん
:少人数(30人ぐらい1クラス)で協力して色々なことができることや、先生との距離が近いことが魅力だと思います。
研究室はさらに人数が少なく、私が所属する研究室では4年生が3人、院生が1名です。多い研究室でも学部生と院生合わせて6、7名くらいで、先生がより身近で、色々な話が詳しく聞けます。
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クリリン
:好きな講義はありますか?
安樂さん
:どの講義も面白いです!私は緊張しやすい性格で、人に物事をわかりやすく伝えることが難しいと思っていて、栄養指導学の講義では、一般の人や患者様を相手に栄養指導している英文を読んで、感じたことをゼミ形式で発表したり、毎回先生の過去の話しや文章の内容と照らし合わせて授業が行われるのでとても勉強になります。
クリリン
:研究室で、研究以外ではどのように過ごしていますか?
安樂さん
:研究室では4年生と就職の話しや、コイバナなどを話すこともあります。
クリリン?しばっちゃん
:女子はやっぱり、コイバナですよね!!
しばっちゃん
:なかなか大学で違う学年の人と話す機会が自分にはなかったのでうらやましいです。
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安樂さん
:それと、学術研究員の先生がお子さんを連れてこられているのですが、先生のお子さんと過ごしている時間がすごく癒されています。
研究を続けながら子育てするのはすごく大変なことなのだなと感じています。
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しばっちゃん
:まさに女性研究者支援室の課題ですね!
?キャンパスライフについて
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クリリン
:アルバイトはされていますか?
安樂さん
:今はしていないのですが、学部生の頃はしていました。
クリリン
:やっていたアルバイトでこういうところが良かった?役立ったということはありますか?
安樂さん
:ブライダルに関するアルバイトでは、言葉遣いの大切さを感じたり、先輩後輩とコミュニケーションをとりながら段取りや、効率を考えて動くようになりました。仕事は大変でしたが仕事以外にも大切なことを学んできたのだなと今になって気づくことがあります。
アルバイトは4年生になって大学が忙しくなったため、辞めました。
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しばっちゃん
:やっぱり、4年生になったらアルバイトをやめる人が多いのですか?
安樂さん
:土日だけにしたり、数を減らして続けている人もいました。
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クリリン
:他県出身者からみて福岡のここが好き?こんなところに驚いたなどのエピソードはありますか?
安樂さん
:福岡弁ってかわいいなぁと思いすぐに染まりました。
驚いたことは、福岡特有の言い回しを全国共通だと思っている方が多いことです(笑)
しばっちゃん
:そうそう。私も福岡出身ではないので、福岡の人が全国共通だと思って話している言葉に驚くことがあります!
クリリン
:あ。。。思い当たるふしが。。。(笑)
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?プライベートについて
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クリリン
:趣味はなんですか?
安樂さん
:料理教室に通っていて、パン作りにはまっています
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しばっちゃん
:得意料理は??????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????
安樂さん
:ハンバーグですかね。???????????????????????????????????????? ??????????????????????????????????????????????????
しばっちゃん
:女子大ならではの趣味ですよね。
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クリリン
:実験でかなり帰りが遅くなったりすることはありますか?
安樂さん
:今のところそんなに遅くなることはないです。
その日によりますけど、だいたい18時か19時くらいには帰ります。
クリリン
:では、プライベートな時間も作れるのですね。
学校が終わってからはどのように過ごしていますか?
安樂さん
:家で御飯を作ったり、時々友達とご飯を食べに出かけています。
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クリリン
:今、一押しの食材(栄養)とかありますか?
安樂さん
:良いものを摂ろうと思う心掛けはいいと思うのですが、良いと言われる食材をたくさん摂取すればいいのではなくバランスよく摂ることが大切ですね。
効果がある成分が多く含まれている物でも、摂りすぎたら逆に作用することもあるので、栄養士としては、それをうまく伝えることができたら良いなと思っています。
クリリン
:なるほど勉強になります。テレビの情報に流されていました(笑)
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しばっちゃん
:そのようなバランスよく栄養をとることを伝える仕事につくことを目指しているのですよね!
どんな栄養士になりたいですか?
安樂さん
:たくさん知識を習得して患者様に信頼される栄養士になりたいです。
様々な職種の方と関わっていかないといけないので、明確な説明ができるようになりたいと思っています。
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クリリン
:目標にしている人はいますか?
安樂さん
:実習の時に出会った管理栄養士さんは、栄養のことに関しては何でも知っていて、その方が医師や他の職種の人たちにも的確にはっきりと説明している姿を見て、できるだけ人にわかりやすく説明できるようになりたいと思いました。
?学部生のみなさんへひとこと!
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クリリン
:では、最後に大学院進学をしようかと悩んでいる後輩のみなさんへ一言お願いします。
安樂さん
: 学部生の時は30数人の中の一人でしたが、修士課程ではさらに実験や授業が少人数で行われるので、ひとつひとつ学ぶことは大きいと思います。大学とはまた違った学びを深めていけると思います。
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安樂菜月さん、とても誠実にインタビューに答えて頂き、ありがとうございました!
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