福岡女子大学と独立行政法人都市再生機構九州支社(以下、「UR都市機構」といいます。)との連携取り組みにより、UR賃貸住宅では九州初の「コミュニティライブラリー」をUR香椎若葉団地(福岡市東区)に開設しました。
「コミュニティライブラリー」は、人と人とを本を通して繋ぐ場所を指します。通常の図書館は、静かで人との会話がありませんが、「コミュニティライブラリー」は本を通して管理人との、または来訪者同士のコミュニケーションの誘発を目的として設置するものです。
今回開設する「コミュニティライブラリー」は、「本とアートで繋がろう」をキーワードに、団地にお住いの方からの寄贈本を陳列し、団地にお住まいの方が持ち込みでアートを書架に飾る「勝手に展覧会」や、美術館等と連携してアートに関わるイベントを実施することで、お住まいの方同士の繋がりや外出を促すきっかけになることを目指しております。
オープン当日は、福岡女子大学の学生がレイアウトした天井まである書架のお披露目に加え、オープニングイベントとして、学生企画の「住民参加型で子どもから大人まで楽しめる企画」、「コミュニティライブラリー」の名称等を来場者で決めていく「来場者とのワークショップ」などを実施します。
この「コミュニティライブラリー」の設置に留まることなく、今後も地域の活性化に向けた取り組みを、より一層推進してまいります。
オープンに向け、大学生が書架をレイアウト予定
この「コミュニティライブラリー」が団地にお住いの方同士の繋がり、福岡女子大学と団地との繋がりを生んでいくことを期待しています。
1. 香椎若葉団地コミュニティライブラリー開設までの経緯
【連携協定締結】
福岡女子大学とUR都市機構は、団地のコミュニティの活性化に向けて連携協定を締結(平成26年11月25日)し、香椎若葉団地自治会の協力を得ながら多様なコミュニティ支援活動(団地に居住している大学生の企画による多世代交流他)を数年来展開し、福岡女子大学の存在は団地にお住いの方にとってより馴染みあるものとなってきていました。
【世界十大博彩公司_英国威廉希尔公司感染状況拡大】
その後、世界十大博彩公司_英国威廉希尔公司感染状況拡大に伴い対面型?集中型交流の中止、延期が余儀なくされてきました。更に外出控えもあり団地にお住いの方同士の繋がりが弱くなっていくことが危惧されました。
自治会とも意見交換を重ねる中、集会所を活用した繋がりつくりのための新しい取り組みを模索し、過去の連携取り組みの中での「本」は世代に関係なく人を結び付けるという経験、大学図書館を地域に開放するなど地域との連携を深めている福岡女子大学が有する知見、大学生の参加等により「コミュニティライブラリー」の実現可能性を確信し、団地の集会所内に「コミュニティライブラリー」を開設しました。
【コミュニティライブラリーがめざすところ】
UR香椎若葉団地コミュニティライブラリーは以下のことを目指しています。
?「ゆるやかに繋がる(本やアートで繋がる)」ためのしかけつくり
?外出を促すしかけつくり
?居場所つくり
?福岡女子大学とUR香椎若葉団地の結びつきを深める
2 「オープニングイベント」の予定
開催日:9月4日(日)
内 容:①13:00~16:00
大学生企画の「住民参加型で子どもから大人まで楽しめるイベント」
②15:00~16:00
来場者による「ワークショップ」
※ワークショップ:「みんなのコミュニティライブラリー」としていくため、コミュ
ニティライブラリーの名称、運営方法等を来場者で自由に意見交換しながら決めて
いく予定です。
場 所:UR香椎若葉団地 集会所(福岡県福岡市東区御島崎1丁目)
<UR香椎若葉団地の概要>
?管理戸数 558戸、
?管理開始 昭和54年2月~昭和63年4月
?建物構造 鉄筋コンクリート造5階建
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プレスリリース(PDFファイル,452KB)